今回は、京都 西山三山の一つで、長岡京市にある「光明寺」をご案内いたします。
その紅葉の時期には、ぜひ訪れてみたいお寺の一つとして、地元の人たちには知られています。
どのガイドブックにも載っているような有名なところではありません。少し落ち着いた雰囲気の中で紅葉を味わってみたい、という方は一度訪れてみられてはいかがでしょうか。
光明寺の紅葉の見頃は、11月12日〜12月6日とのことです。この期間の入山は有料となります。
詳しくは、光明寺のホームページの「紅葉の特別入山について」をごらんください。
またこの期間はマイカーの駐車場がありません。阪急バスを利用してください。
『京都の西南、西山連峰がたおやかな稜線を描き、美しい竹林や杉、松の森に囲まれた粟生の里は、
法然上人が初めて「お念仏」の教えを説かれたところです。
それから800年、当本山は西山浄土宗総本山、報国山光明寺として法然上人の教えを受け継いで
きました。総門の前に立つ「浄土門根元地」という石標はそのことを表しているのです。
西山のふもとに広がる光明寺の境内は、秋になると鮮やかな紅に染まる楓の木がたくさんあります
。総門から薬医門をへて玄関へいたるゆるやかな坂道の参道は、両側から楓の木々が大きく枝を伸ばし、紅葉の季節には華やかな紅色のトンネルになります。』 ー光明寺のパンフレットより抜粋ー
百分は六千秒に如かず。
ここからは、10月2日に訪れた時の写真をご覧いただきながら、ご案内いたします。
JRで京都駅より大阪方面へ4駅目、長岡京駅下車(快速で10分、普通で11分)。
西出口バス停、阪急バス(20・22号系統)光明寺下車(所要約13−20分)、徒歩3分。
このバスは、また長岡京駅に戻ってくる循環線です。運転手さんに頼んでおくか、アナウンスによく注意
して、光明寺で下車してください。地図左上の、赤字で現在地となっているところが光明寺です。
総門と少し文字が隠れていますが「浄土門根元地」の石標です。
座っている3人の家族のこどもは、「これ食べたらあかんよ!」とお母さんに言ったりして楽しそうでした。
門を入ると、のんびり写生をしている二人組がおられました。
総門を入って左側の道が、薬医門に続きます。
総門を入って、まっすぐのこの石段を登ると、御影堂(みえどう)です。
境内にある茂右ヱ門屋敷跡。説明は石碑の横の駒札をごらんください。
サッカーで活躍した中田英寿さんが5月22日に光明寺を訪れた時のことを、自身のホームページnakata.net「Journey」で書いておられます。ホームページの中の、Revalue NIPPON 「京都編」を
クリックし、続いて、美しき日本の寺「光明寺」のところをクリックしていただくと、ご覧いただけます。
中田英寿さんのホームページは光明寺のホームページからリンクされています。
上の地図の右下に、長岡京を発見した人「中山修一記念館」の場所が出ています。
興味のある方は、8月6日のブログ、『長岡京 中山修一 記念館』をご覧くださいましたら幸いです。
それでは、この辺で。