京都は連日37度の猛暑が続いております。京都にお越しの際にはくれぐれも猛暑対策をお忘れなき様、お願い申し上げます。
所でこの猛暑の中、京都市内では真夏の風物詩「京の七夕」が開催されております。先日は北野天満宮会場・二条城会場をご紹介させて頂きましたが、本日はメイン会場となります堀川会場をご紹介させて頂きます。(画像は昨年8月10日のものであります、ご勘弁下さいませ)
現在「京の七夕」は7会場で実施されておりまが、終了日が会場によって違いますのでご注意下さいませ。
*堀川会場 8月12日まで
*鴨川会場 8月12日まで
*北野天満宮会場 8月14日まで
*二条城会場 8月15日まで
*梅小路公園会場 8月12日まで
*岡崎会場 8月14日まで
*府立植物園 8月21日まで
二条城 京の七夕
昨日は北野天満宮の七夕をご紹介させて頂きましたが、本日は二条城の七夕を撮影しました。二条城の七夕は本日からスタート、19時から21時半(入場は21時まで、入場料500円)までライトアップしております。
城内へ、二の丸御殿入口にあります唐門です。
今回の二条城会場の注目は二の丸庭園のライトアップです。二条城は桜シーズンと紅葉シーズンにライトアップされ夜間公開されますが、ライトアップされるのは桜で有名な清流園のみであり、二の丸庭園がライトアップされ夜間公開されるのは珍しい事であります。
本丸御殿の内堀です。
こちらが桜並木で有名な清流園です。
東大手門の周辺に七夕飾りつけやアート作品が展示されております。
二条城の七夕は五山送り火の前日である15日まで行われます。
北野天満宮 京の七夕
旧暦の七夕にあたる8月に入り「京の七夕」が始まりました。本年で7回目の開催となりますが、昨年までの堀川会場・鴨川会場に加え本年度は新たな会場として二条城・北野天満宮・岡崎・梅小路公園が加わっております。京都ならではの風情ある七夕を楽しむ事が出来ます。
そこで本日は8月1日からスタートしております北野天満宮の七夕を撮影しました。
七夕の飾り付けが配置され幻想的な雰囲気となっております。
所で、北野天満宮会場で一番楽しみにしていたのが「御土居」のライトアップです。
「御土居」ですが・・・・、天下統一を成し遂げた秀吉が長い戦乱で荒れ果てた京都の都市改造の一環として、外敵の来襲に備える防塁と鴨川の氾濫から市街を守る堤防として天正19年(1591)に築いた土塁です。その延長は22.5キロメートルに及び、東は鴨川・北は鷹ヶ峯・西は紙屋川・南は九条あたりにそって築かれました。土塁の内側を洛中、外側を洛外と呼び、要所には七口を設け洛外との出入口としました。鞍馬口・丹波口・粟田口・大原口・荒神口などの地名はその名残です。しかし、江戸時代になると次々と取り壊され、北辺を中心に僅かに名残をとどめるのみとなり現在残っている御土居は9箇所となっています。
北野天満宮西側に残る御土居は梅祭りや紅葉シーズンの際にライトアップされ有料にて入場出来ますが、今回の京七夕では無料開放となっております。
御土居を流れる紙屋川河川敷には多数のモミジが植えられており、秋には紅葉名所として賑います。
御土居から本殿に戻ると周囲はすっかり暗くなり、幻想的な雰囲気が更に幻想的となっておりました。
明日3日から二条城会場がスタート、更に6日からは堀川会場・鴨川会場・梅小路公園会場がスタートとなります。五山送り火までの約2週間、京都は「京の七夕」で賑わいます。
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